コラム記事一覧

  • 臨時休業のお知らせ

    誠に勝手ながら、3月6日(水)〜3月10日(日)は、アートフェア東京へ出展のため、店舗は休業させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 年末年始の営業について

    誠に勝手ながら、12月29日(金)より1月5日(金)まで年末年始の休業とさせていただきます。
    1月6日(土)より平常通り営業いたしますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

    We will be closed from 29th December to 5th January for New Year's holiday.
    From 6th January, we open Monday through Saturday, 10am to 6pm as usual.

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  • 「眼の眼」11月号 舞台裏の辰星たち

    少し前になりますが、「目の眼」11月号が発売されました。9月号、10月号に引き続き「舞台裏の辰星たち」に浦上が出ています。後編である今回は私が45歳の時から11年間ニューヨークのアートフェアに出展したことや、18歳の頃から蒐め続けている「北斎漫画」について、そして10年前の大英博物館、8年前の永青文庫に於ける「春画展」開催の経緯などを語っています。ご興味のある方はご笑覧ください。なお45回連載された「舞台裏の辰星たち」はこれをもって最終回ということです。聞き手の平野龍一さん、長い間ご苦労様でした。
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  • 「眼の眼」10月号 舞台裏の辰星たち

    「目の眼」10月号が発売されました。9月号に引き続き「舞台裏の辰星たち」で浦上満が出ています。今回は独立の際に作家の立原正秋先生から「蒼穹堂」をつけていただいた経緯や、次々と企画開催した展示会、そして1994年の東京国立博物館特別展「中国の陶磁」に全343点中42点出品したことなどを語っています。また父・浦上敏朗が郷里山口県萩にコレクションを全部寄贈した話もありますのでご興味のある方はご笑覧ください。今回が中編で11月号の後編で最後になります。 menome202310_1.jpg menome202310_2.jpeg menome202310_3.jpg
  • 「眼の眼」9月号 舞台裏の辰星たち

    現在発売中の古美術月刊誌『目の眼』の連載「舞台裏の辰星たち」に浦上満が出ています。聞き手の平野龍一さんから、かなり前に取材申込があったのですが、その時は「10年先にまだ古美術商をやっていたらお願いします」とお断りした経緯があります。ところが「本年末で連載が終わるので最後に「とり」として出てほしい」と再度お話があり、お引き受けすることにしました。その前編が今回で、10月号に中編、11月号に後編と3回続くそうです。ご笑覧くだされば幸甚です。
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  • 「目の眼」7月号特集「白磁の源泉」

    現在発売中の古美術月刊誌「目の眼」7月号の特集は「白磁の源泉」中国陶磁にみる白のルーツです。浦上蒼穹堂からも北斉から宋、明宣徳までの16作品が6ページにわたり掲載されています。

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  • 2022年、年末のご挨拶

    本日2022年12月28日(水)で、浦上蒼穹堂は本年の仕事納めとさせていただきます。
    今年は2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻が今もって続き、脆くも平和が崩れる現実に衝撃を受けました。平和ボケが長く続いている日本と日本人も覚醒しなければならない時代に入ったのかもしれません。世界的にインフレの波が押し寄せ、FRBの利上げも過激で32年ぶりのドル高円安になりました。コロナは相変わらず猛威をふるっていますが、丸三年近くになると世界中の人々も柔軟に対応するようになってきたようです。怖いのはゼロコロナ政策をやめた中国の動向(爆発的感染)です。
    恒例により、私どもの一年の出来事をざっと振り返ってみたいと思います。

    1月8日 東京美術倶楽部新年祝賀会
    1月10日 2022年新年号「浮世絵芸術」No. 183(国際浮世絵学会)刊行 リレー連載「私のイッピン!」の第一回目に拙文掲載
    1月11日 千葉市美術館「ジャポニスム展」内覧会
    1月17日 俳優の寺田農氏来店、ドキュメンタリー映画制作のため対談
    1月28日 東京美術商協同組合大会/東京美術倶楽部特別売立(朝鮮陶磁プライベートコレクション)
    2月25日 日本弱酸性美容協会山崎伊久江氏来店 情報誌「pHi5.0」の対談
    2月28日 「紺綬褒章」受賞(山口県東京事務所所長繁永俊之氏来店)
    3月10日〜13日 アートフェア東京2022開催 東京国際フォーラム ブースN-066 紀元前中国陶瓷(新石器時代大汶口鬹、殷青銅鼎、斉家紅陶双耳壺群etc)

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    3月17日 九州国立博物館「北斎展」(4月16日〜6月12日)出品作品11点の集荷
    3月26日 獨協大学オープンカレッジ特別講座(天野貞祐記念館大講堂)にて「世界を驚かせた北斎と『北斎漫画』」という演題で講演(聴衆会場250名リモート280名)担当昼間良次氏
    3月30日 川瀬忍氏、中澤富士雄氏と作品鑑賞後、会食・懇談
    4月9日 水野美術館(長野市)「浦上コレクション北斎漫画展」(4月9日〜5月29日)開催。開会式出席および講演 水野ひろ子館長 学芸員高田紫帆氏
    4月19日 北ロータリークラブ(帝国ホテル光の間)にて卓話/野邊寛太郎氏
    4月28日〜30日 東京アートアンティーク開催。「唐時代のやきもの」展
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    5月4日〜9日 阪急うめだ本店にて「北斎と現代アート」展示会 参加ギャラリー(浦上蒼穹堂、アートフロントギャラリー、ANOMALY、小山登美夫ギャラリー、シュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリー、西村画廊)
    作家大宮エリー氏とトークショー/内田真由美氏
    5月12日 日本浮世絵商協同組合創立40周年パーティ 国際文化会館
    5月16日 福田康夫元首相主催の「中国国家博物館『北斎展』に関する懇談会」日比谷松本楼(元中国大使宮本雄二氏、秋山岳久氏、安村敏信氏、内藤正人氏、田沢裕賀氏、角田日出男氏ら)
    5月19日 天童「出羽桜美術館」納品/仲野益美、智子理事長夫妻と天童荘にて会食
    5月20日 出羽桜美術館「心と美の継承 2000年からの新収蔵品展」開催(〜9月25日)
    6月5日 第24回国際浮世絵学会春季大会開催(リモート)総務委員長として司会務める
    6月10日 獨協大学にて「ジャポニスムの扉を開けた『北斎漫画』」講義/阿部明日香准教授
    6月11日 九州国立博物館「北斎展」拝観 担当学芸員畑靖紀氏案内
    6月23日 九州国立博物館「北斎展」出品作品返却(入場者数136,000人!)
    7月1日 香港 中国返還25周年!
    7月17日 蒼穹堂ソファ老朽化につきカッシーナに修理依頼(2ヶ月後出来上がり)
    7月19日 アートフェア東京2023コミッティミーティング(9/20、11/22も)山本豊津氏、小山登美夫氏、今津浩太氏、黒田耕治氏、廣田登支彦氏/サザビーズ新事務所(アークヒルズ仙石山)にて朝鮮陶磁コレクション下見
    8月1日 婦人画報9月号 特集「骨董と暮らす」でファッションデザイナー稲葉賀恵氏が「人生を彩る愛蔵の品」として1991年に蒼穹堂で購入した「灰陶編籠文壺」(中国戦国時代BC4世紀)を公開される
    8月12日 山形新聞に「ますむらひろし展」について寄稿
    8月15日 蒼穹堂絨毯取り替え工事
    8月27日 「日本笑い学会」全国大会にて記念講演 台東区民会館
    9月5日 国際浮世絵学会常任理事会(6/20&8/22には会則改定委員会)
    9月8日 山口県立萩美術館・浦上記念館/岩本館長、弓崎副館長、学芸員諸氏と会食 あじろ/常茂恵泊
    9月9日 山口県立萩美術館・浦上記念館「浦上敏朗の眼」展開会式出席/展覧会図録・季刊萩・会場入口パネルに寄稿/田中文夫萩市長、新谷和彦山口県議会議員、山口県観光文化部部長三坂啓司氏、山口放送社長林延吉氏らと懇談
    9月12日 中国国家博物館の依頼により浮世絵版画鑑定評価(浅野秀剛氏、内藤正人氏、日野原健二氏)
    9月30日 萩行き。三輪龍氣生氏、三輪休雪(和彦)氏と懇談/井上伊三郎氏、毛利元敦氏らと会食 あじろ/常茂恵泊
    10月1日 山口県立萩美術館・浦上記念館で開催中の「浦上敏朗の眼展」で記念講演を行う。演題は「プロの眼から見た浦上コレクション」/中村浩美夫妻、菊屋吉生氏らと懇談
    10月3日 国際浮世絵学会 次期役員候補選考委員会 法政大学
    10月14日〜16日 東美アートフェア2022開催「兎づくし」展 ブースNo. 3-4
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    10月17日 クリスティーズプライベートビューにて「李朝白磁大壺」拝見 伊波誠二氏/東京国立博物館「国宝展」内覧会
    10月21日 艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏、広瀬麻美氏来店
    10月21日 Klaas Ruitenbeek氏(ベルリン国立アジア美術館前館長)来店
    10月24日 「静嘉堂創設130周年・丸の内新美術館開館記念展1 響きあう名宝展」内覧会 河野元昭館長と懇談
    10月27日 九段ハウスにてドキュメント映画収録(橋本麻里氏、朝吹真理子氏、樋口一貴氏ほか)
    11月9日 護国寺 味岡一郎氏お別れ会
    11月11日 「陶説」編集長坂井基樹氏取材(来年1月号特集「鑑賞陶磁70年」に寄稿依頼)
    11月17日 哲学者・東京大学名誉教授小林康夫氏、東大研修生4名と来店 「ビジネス・エリートと古美術」について懇談
    11月24日 原美術館ARC青野和子館長来店/大宮エリー氏自作持参来店
    11月26日 第27回国際浮世絵学会秋季大会 法政大学市ヶ谷キャンパス
    12月5日 小布施中島千波美術館訪問「30周年記念展」/中島美子氏
    12月14日 「目の眼」2023年1月号「うさぎ特集」にて蒼穹堂記事6ページ掲載
    12月15日 東京国立博物館にて作品評価/国宝展見学
    12月20日 町田市立博物館寄贈作品評価(103点)/新井崇之学芸員
    12月20日 David Caplan氏(三田アート)「米寿」パーティ 国際文化会館
    12月27日 インスタグラムhttps://www.instagram.com/uragami_sokyudo/フォロワー1,500人に

    冒頭にも書きましたが、明日のこともよくわからない不確実な時代にさしかかっているような気がします。こんな時こそ悠久の歴史の中で変わらぬ魅力を放ちつづける古美術品と向かい合ってはいかがでしょう。そこに何か腑に落ちるものが見つかるかもしれません。
    本年も大へんお世話になりました。来たる2023年は兎年、私は年男です。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

  • 「蒐集家浦上敏朗の眼」展に寄せて

    9月10日から11月13日まで、山口県立萩美術館・浦上記念館で「蒐集家浦上敏朗の眼」(浮世絵・やきもの名品展)という展覧会が開催中です。私も9月9日の開会式に出席しました。10月1日には「プロの眼から見た浦上コレクション」という記念講演会があり、私が講師をつとめます。

    季刊HAGI萩105号に、「浦上コレクションについて」という寄稿文が載りました。ここに転載いたしますのでご笑覧ください。


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    「蒐集家 浦上敏朗の眼  浮世絵・やきもの名品展」
    2022年9月10日(土)〜11月13日(日)
    山口県立萩美術館・浦上記念館

    https://www.hum.pref.yamaguchi.lg.jp/exhibition/special.html#49181

  • 2021年、年末のご挨拶

    本日2021年12月28日(火)で、浦上蒼穹堂は本年の仕事納めとさせていただきます。
    今年も世界中が新型コロナウイルスに翻弄された1年でした。もう丸二年にもなるのですね。
    恒例により、私どもの一年の出来事をざっと振り返ってみたいと思います。
    浦上満は本年3月6日で満70歳になりました。古希を迎えましたが、まだまだ元気です。
    いろいろありましたが、やはり7月22日から9月17日までの55日間、六本木の東京ミッドタウン・ホールで開催された「北斎づくし」展が一番印象深いものとなりました。本展は葛飾北斎の錦絵の代表作「冨嶽三十六景」(全46図)、絵本の代表作「富嶽百景」(全3冊102図)、そして絵手本の代表作「北斎漫画」の初編から15編の全編・全ページを約500冊の原本展示するという前代未聞の試みでした。私とタッグを組んで、この展覧会の構想から関わり、見事な会場デザインをしてくれた建築家の田根剛氏はまだ40代前半ですが、パリを中心に国際的に大活躍している建築家です。彼は2014年パリ・グランパレで開催された「北斎」展の会場デザインも手がけていて、「北斎に唯一対抗できる画家はレオナルド・ダ・ビンチだけ」というほどの北斎好きで、初めて会った時から私と意気投合しました。他にブックデザイン界の鬼才祖父江慎氏、美術ライターの橋本麻里氏ら北斎をリスペクトするメンバーが結集して、圧倒的スケール感と繊細な表現の北斎ワールドが展開されました。コロナ禍でいろいろな制約がありましたが、1900平米という広大な会場が、いつも超満員に見えたのは来場者が一人平均2時間半も鑑賞し続けたからでした。子供から若いカップル、お年寄りまで老若男女が展示ケースに張り付いて夢中で見ている様子は感動的ですらありました。(主催:凸版印刷、日本経済新聞社、博報堂DYメディアパートナーズ、テレビ東京、BSテレビ東京/協賛:富士フイルム、日本航空、KDDI/特別協力:浦上蒼穹堂)
    来年2022年もいろいろ面白い企画を考えています。今後ともどうぞよろしくご指導ください。
    それでは皆さま、良いお年をお迎えください!

    1月1日 LEON web モテる旦那養成講座「春画を極める」前編
    1月2日 LEON web モテる旦那養成講座「春画を極める」後編 
    1月8日 中国新聞「北斎とジャポニスム」寄稿
    1月15日 TikTok 19:00〜20:00 広島県立美術館「北斎漫画」展と浦上蒼穹堂 二元中継に出演
    1月31日 広島県立美術館「浦上コレクション 北斎漫画 -- 驚異の眼・驚異の筆」展終了
    3月1日 陶説3月号(No.814)「追悼・浦上敏朗氏」に「コレクターを間近で見続けて」を寄稿(他に三輪龍氣生氏、浅野秀剛氏、徳留大輔氏が寄稿)
    3月18日〜21日 アートフェア東京2021
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    3月26日 福井県立美術館にて購入作品評価
    4月8日 東京美術商協同組合春期大会/東京美術倶楽部常務会
    4月17日〜5月23日 明石市立文化博物館「浦上コレクション北斎漫画」展
    4月17日 10:00〜11:30 同博物館2階大会議室にて講演
    4月24日〜5月1日 第10回ニコニコ超会議、銀座ドワンゴにて春画展開催
    4月24日 23:00〜25:30 ニコニコ美術館「北斎特集」に生出演(橋本麻里氏、祖父江慎氏と)
    5月1日 23:00〜25:30 ニコニコ美術館「春画特集」に生出演(橋本麻里氏、祖父江慎氏と)
    5月14日 小林忠先生×浦上満 対談
    5月24日 村岡嗣政山口県知事より芸術文化振興に尽した功績により感謝状授与(山口県東京事務所所長繁永俊之氏が蒼穹堂に来店)
    6月3日 アエラムック撮影取材(生誕260年記念「北斎づくし展」完全ガイド)
    6月13日 日本経済新聞 全15段広告(全15段広告はこの日を含めて6回、全5段広告は10回、半5段広告は7回、他特集記事3回掲載)
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    6月18日 東京美術倶楽部交換大会/常務会
    6月20日 国際浮世絵学会常任理事会&総会<Zoom>
    6月24日 日本経済新聞社 編集委員宮川匡司氏取材&撮影
    6月28日 東京美術倶楽部株主総会(常務取締役を定年にて退任)
    7月2日 テレビ東京特番撮影「北斎づくし」展、音声ガイド収録(橋本麻里氏と)
    7月5日 美術の窓取材(日本橋三越「出口雄樹」展について)
    7月12日 NHK国際ニュース(2本)収録(NHK国際放送局World News部小川有香氏)
    7月16日 「北斎づくし」展作品集荷(日本通運美術部)
    7月18日〜20日 「北斎づくし」展 展示作業(六本木東京ミッドタウン)
    7月21日 「北斎づくし」展 <内覧会>
    13:00〜16:30 関係者内覧会
    16:00〜17:00 内覧会(VIP) 浦上が直接、富士フイルム(株)最高顧問古森重隆氏、同会長助野健児氏、同社長後藤禎一氏、凸版印刷(株)会長金子眞吾氏、同社長麿秀晴氏らに列品解説 
    17:00〜18:30 プレス内覧会 179媒体182名来場
    19:00〜 テレビ東京特番撮影収録 (町田啓太氏「北斎づくし」展アンバサダーと)
    7月22日〜9月17日 「北斎づくし」展 開催 (55日間)
    7月22日 19:30〜22:00 ニコニコ美術館「北斎づくし」会場から生中継 橋本麻里氏 祖父江慎氏
    7月23日 ピーター・バラカン氏 'The Lifestyle MUSEUM'収録 Tokyo FM O.A. 7月24日25:00
           東京オリンピック開幕
    7月28日 福田元総理、宮本元中国大使を田根剛氏と一緒に会場案内
    7月29日 日本経済新聞朝刊に北斎づくし展特集(見開き2ページ)浦上個人の紹介記事
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    アートフェア東京2022 コミッティミーティング
    8月2日 18:00〜20:00 MXテレビ 「片桐仁 私の芸術劇場」収録
    8月4日〜16日 日本橋三越本店コンテンポラリーギャラリー 「北斎×出口雄樹」展 挨拶パネル
    (北斎漫画の図柄にインスピレーションを受けて描く、出口雄樹の作品とオリジナルの北斎漫画を同時に展示する)
    8月7日 17:45〜18:00 テレビ東京特番「町田啓太と巡る北斎づくし」 O.A.
           17:00〜17:30 BSテレビ東京「北斎づくし」展 O.A. 町田啓太氏
    8月8日 日本経済新聞全15段広告
           東京オリンピック閉幕
    8月9日 日本経済新聞全15段広告
    8月10日 「北斎づくし」展 展示替え (前期・後期)
    8月13日 16:30 博報堂(井上雄二氏)取材
    TikTok生中継 20:00〜21:30 神堂きょうか氏と共演
    8月17日 12:45〜14:00 岡田准一氏 J-WAVE 'Growing Reed' 浦上のインタビュー収録
    8月24日 休館日
    8月28日 11:30〜11:55 東京MX「片桐仁 私の芸術劇場」O.A.
    9月1日 日本中国文化交流協会「日中文化交流」No.906に寄稿<談話室>文化の持つ力を信じて
    9月4日 BSテレビ東京特番「町田啓太と巡る北斎づくし」 O.A.
    9月6日 TikTok 「北斎づくし」展(出演浦上満)が25ヶ国へ配信 総視聴者数54万人を記録
    9月7日 休館日 辻惟雄先生、小林忠先生を「北斎づくし」会場に特別招待
           協賛社特別内覧会 富士フイルム(株)18:00〜20:00 350名
    9月8日 ロバート・キャンベル氏「北斎づくし」展を絶賛
    9月12日 24:00〜25:00 J-WAVE 'Growing Reed' 岡田准一氏 北斎づくし展 O.A.
    9月17日 箔屋町ビル5Fホールお披露目 (第2回箔屋会)
            「北斎づくし」展(六本木ミッドタウンホール) 終了
    9月18日 出展作品撤収
    9月22日 毎日新聞 田中優子氏「北斎づくし」についてエッセイ「江戸人の頭の中を再現」
    9月26日 日経REVIVE10月号アート特集に「箔屋会」展紹介
    9月27日〜10月2日 箔屋会開催(4店舗共催の特別展at 5Fホール)
    9月27日 18:00〜 国際浮世絵学会常任理事会 Zoom
    9月28日 KDDI 銀座456にて北斎づくし協賛コラボイベントに参加(NHKニュースでも放映)
    10月1日 「目の眼」10月号 東美特別展特集 「これからの東美特別展を語る」新旧委員長対談 川島公之氏(繭山龍泉堂)×浦上満(浦上蒼穹堂)
    10月12日 東京国立博物館平成館会議室にて 秋山氏、田沢氏、内藤氏、服部氏、角田氏、竹之内氏、楊氏らと「中国国家博物館」に於ける展覧会について会議
    10月14日 「第21回東美特別展」プレビュー
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    10月15日〜17日 「第21回東美特別展」一般公開
    11月8日 東京美術倶楽部秋期大会
    11月9日 小説家鳴海章(池寒魚)氏、編集者半澤雅弘氏と会食
            (池寒魚「画鬼と娘」明治絵師素描(2020年9月集英社刊)に浦上が解説を書く)
    11月11日 京都 「碧雲荘」、「野村美術館」を百枝氏、前田氏らと訪問
    11月12日 「京都御所」内覧、奈良国立博物館「正倉院」展 拝観
    11月20日 尚壺会大会
    12月3日 弁護士野邊寛太郎氏来訪 2022年東京北ロータリーでの講演依頼
    12月4日 「生活哲学学会」 お茶の水女子大学にて講演
    12月10日 日本笑い学会・関東支部長斎藤精一氏来訪 -- 2022年大会記念講演依頼
    12月22日 獨協大学 昼間良次氏来訪 -- 2022年オープンカレッジ特別講座依頼
    12月26日 「諸星大二郎 異界への扉」展終了(北海道立近代美術館、日本童画美術館、北九州市漫画ミュージアム、三鷹市美術ギャラリー、足利市立美術館の5会場を巡回)鏡、奩など9点貸出

  • 2020年、年末のご挨拶

    本日2020年12月28日(月)で、浦上蒼穹堂は本年の仕事納めとさせていただきます。
    今年は日本中、世界中が新型コロナウイルスという見えない敵に飲み込まれた一年でした。まだまだ先が見えず予断を許さない状況ですが、ざっとこの一年を振り返ってみようと思います。

    1月8日 東京美術倶楽部新年会出席
    1月14日 北海道新千歳空港PORTOM INTERNATIONAL HOKKAIDO 全客室に北斎漫画展示
    1月15日 同ホテルにて「なぜホテルに日本美術なのか?」について橋本麻里氏と対談
    1月18日 公開美術講座 奈良国立博物館松本伸之館長による「金銅仏の魅力」(実行委員長)
    1月21日 東京ミッドタウンにて建築家田根剛氏、凸版印刷担当者と北斎展についてミーティング
    1月23日 神奈川県立上矢部高校にてレクチャー
    1月26日 山形美術館「北斎漫画」展終了
    1月29日 国際浮世絵学会常任理事会
     - この頃からコロナウイルスの報道(クルーズ船の記事)が出現 -
    2月8日 すみだ北斎美術館「北斎師弟対決」展/河野元昭氏「天才葛飾北斎論」講演 
    2月15日 公開美術講座 矢島律子氏・佐藤サアラ氏「青磁のはなし」に出品(実行委員長)
    3月7日 獨協大学オープンカレッジ特別講座<天野貞祐記念館大講堂>にて講演(予定)
        →コロナウイルス感染拡大防止のため急遽中止となる
    3月14日〜5月11日 山梨県立博物館「北斎漫画」展(浦上コレクション)開催(予定)
        →展示は終えたが、コロナウイルス感染拡大防止のため非公開となる
         3月14日に予定されていた浦上満講演会も中止
    3月19日〜22日 アートフェア東京2020開催(予定)
        →コロナウイルス感染拡大防止のため急遽中止となる
    3月31日 田根剛氏、橋本麻里氏と北斎展についてミーティング(パレスホテル)
    4月   ルシアン刺しゅうキット「ステッチするミニトート 北斎漫画×COSMO」に協力
    4月5日〜9月27日 岡田美術館「北斎の肉筆画」展に出品
    4月8日 2020記念交換大会(東京美術倶楽部・東京美術商協同組合共催)
        →コロナウイルス感染拡大防止のため中止となる
    4月9日〜5月6日 4月8日に発令された緊急事態宣言を受け、臨時休業
    4月23日〜25日 東京アートアンティーク開催(予定)
        →コロナウイルス感染拡大防止のため中止となる
    5月7日〜5月31日 緊急事態宣言が延長されたため、臨時休業を延長
    6月4日 作家鳴海章氏来店 新作に解説執筆依頼
    6月8日 Instagramを開設(週6ペースで中国古陶磁を紹介) https://www.instagram.com/uragami_sokyudo/
    6月10日〜14日 東京美術倶楽部「オリンピック記念東美特別大展観」開催(予定)
        →コロナウイルス感染拡大防止のため来年に延期となる
    6月15日「目の眼」7月号特集 浮世絵2020に「浦上蒼穹堂・誌上展覧会」を10ページに渡り掲載
    6月17日 凸版印刷小石川ビル会議室にて協議「北斎2020展(仮称)」を来年に延期決定
    7月3日 三田・慶應義塾大学にてアートマネジメント講義
        →リモート授業に変更
    7月4日〜8月30日 あべのハルカス美術館「ムーミン」展に北斎漫画、一筆画譜、北越奇談を出品
    7月15日〜9月13日 森アーツセンターギャラリー「おいしい浮世絵」展に60点余出品
    7月17日 映画監督塩田明彦氏、俳優内野聖陽氏ら来店
    8月10日〜9月27日 高知県立美術館「浦上コレクション北斎漫画」展開催
    8月10日 開会式出席及び記念講演会「世界を驚かせた北斎と北斎漫画」を行う
    8月25日 芸術新潮「猥褻とは何か」(2020年9月号)に資料提供
    9月5日〜12月13日 石川県能登島ガラス美術館「生けるガラス-中川幸夫の花器」展に出品
    9月25日 「画鬼と娘」池寒魚(集英社文庫)発売 (浦上は解説を執筆)
    10月1日 週刊ニッポンの浮世絵100 Vol.1(小学館)に「北斎漫画」掲載
    10月5日 国際浮世絵学会常任理事会(銀座)-三州屋
    10月8日 博報堂本社ビル「北斎展(仮称)」全体会議
    10月21日 LEON編集長石井洋氏、和塾代表田中康嗣氏と「春画」鼎談
    10月23日 中国国家博物館の依頼で鑑定評価(小林忠先生、浅野秀剛氏、内藤正人氏、日野原健司氏)
    10月28日 九州国立博物館にて購入候補作品評価
    11月11日  Jasper Johns氏より封書届く
    11月14日〜2021年4月4日 ポーラ美術館「CONNECTIONS」展に画像提供
    11月21日〜2021年1月17日 北海道立近代美術館「諸星大二郎 異界への扉」展に戦国・漢青銅鏡6点、漢緑釉博山奩、青銅饕餮一対を出品
    11月23日 ワールド北斎アワード2020(すみだ北斎美術館MARUGEN100)授賞式に出席
    11月25日 サカクラカツミ氏と「The Life of HOKUSAI」について対談
    12月2日 石屋製菓「恋するチョコレートキャレ」パッケージデザイン監修「冨嶽三十六景」「北斎漫画」
    12月10日〜2021年1月31日 広島県立美術館「浦上コレクション北斎漫画」展開催
    12月10日 広島県立美術館地下講堂にて講演会(先着60名→88名聴講)を行う
    12月14日 アーティゾン美術館「琳派と印象派」展 國華清話会特別鑑賞会
    12月17日 東美ブランディング委員会(中村社長、川島氏、高橋氏、黒田氏)
    12月28日 浮世絵専門Instagram開設 https://www.instagram.com/uspd1979/

    私ごとでありますが、8月15日父・浦上敏朗(山口県立萩美術館・浦上記念館名誉館長)が94歳にて永眠いたしました。学徒出陣であった父は特攻隊員として昭和20年8月15日に出撃するはずでしたが終戦となり命を永らえ、奇しくも75年後の同じ日に旅立ちました。11月18日には萩市名誉市民として萩市葬が執り行われ、翌19日納骨と百箇日法要をして参りました。ここに生前のご厚情に心より御礼を申し上げます。

    最後に、12月20日の日本経済新聞に興味深い記事が載っておりましたので簡単にご紹介致します。
    「江戸後期にはコレラが流行し鎖国下にも関わらず日本にも入った。100万人以上が暮らす江戸にコレラの脅威が及んだのは安政5年(1858)米国のペリー艦隊の船員にコレラ患者が発生した。江戸の死者数は3万人とも言われる。疫病は死を伴うが、当時の人々はユーモアによって恐怖を解放し、生き残ってきたことがわかった。人類は常に疫病に苦しんできた。過去の人間から得られる知見はあるはずだ。」
    どうぞ皆さま、ご自愛の上、良いお年をお迎えください!