アートフェア東京2012盛況裏に閉幕

招待日も入れて4日間開催されたアートフェア東京2012年は、一昨日(4月1日)無事に終了しました。今年も初日から最終日まで大勢の来場者があり、私ども蒼穹堂のブースもいつも満杯の盛況でした。
前回のブログでご紹介した歌川広重『狂歌入東海道五拾三次』(全56枚)は、「摺りも状態も大へん良いので、バラバラにするのは惜しい。」という美術館やコレクターのご意見もありましたが、おかげさまで全56枚完売しました。今回初めて本物の浮世絵版画を買われる方も多く、皆さま大へん嬉しそうにお持ち帰りになりました。
中国の漢から唐までの陶俑の展示も、大へん好評でした。こちらの方は特に専門家や玄人筋の方々から「よくこんなに面白いものをたくさん揃えましたね。」という感想をいただきました。
最終日の午前と午後の2回、サラリーマン・アートコレクターで有名な宮津大輔さん率いるガイドツアーが蒼穹堂のブースに来られました。ツアー参加者の方々は、宮津さんや私の話を熱心にお聞きになっていました。中にはツアー終了後、再び蒼穹堂ブースに来られた方もいらっしゃいました。
こういった機会に、よりアートに親しんだり、思い切って手に入れて自分の生活の中に美術品を取り入れるのも大きな楽しみです。よいものは決して後悔しないと思います。


歌川広重 「狂歌入東海道五拾三次」 (中判)より
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