本年もいろいろ有難うございました。

本日12月29日(木)夕方で今年の仕事納めとさせていただきます。

本当にいろいろなことがあった一年でしたが、それも世界のあちこちで驚くようなことや不安になることがたくさん起きました。悲しくて辛いことでは、日本の東日本大震災や原発事故はその最たるものと言えるかもしれません。ただ悲観ばかりしてはいられません。閉塞感に覆われている感のある日本ですが、政治や経済の動向に不満や不安を抱いているだけではしょうがないと思います。新しい年に向けて自分たちができることからちゃんとしっかりやっていこうという気持ちが大切ではないでしょうか。各々の人が各々の得意分野でプロフェッショナルな仕事をしていけば、まだまだ日本や日本人は世界で高い評価を得られると思います。私も微力ながら、美術・文化面で世界に向けて魅力的なことを発信していければと考えています。美術の世界に38年間身をおいて、学んだことや蓄積したこと良いと思ったことなどを何か形にして、ご提案したり発表できればと思っています。拙速はいけませんが、いつまでも先送りでは何事も前へ進みません。アクションを起こせば、そこからまたリアクション効果というか、何か新しいものが生まれるきっかけになるかもしれません。それらの具体的な内容については、またこのコラムでお伝えしていこうと考えています。

どうぞ皆さま 良いお年をお迎えください。